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No.43 (1993/11) >

 
Title :地域スポーツ経営に関する研究 (2) : スポーツ活動に影響を及ぼす要因分析
Title alternative :A Study on Management of Sports and Physical Recreation in Community (2) : Analysis of the Factors Influencing Sports Activity
Authors :並河, 裕
Authors alternative :Namikawa, Yutaka
Issue Date :Nov-1993
Abstract :The purpose of this study was determined the factors influencing sports activity. Analysis of data was made by Hayashi's Quantification Theory (2) which categories both a man and an item, and both quantative and qualitative elements simultaneously. Thirty-eight items which consisted of such elements as demographic elements, relating to sports activity, sport consciousness and sport conditions were employed as explanatory variables. Subjects were 419 adult people of both sexes (male 216 : female 203). Main results may be summarized as follows : 1. Discriminant analysis among sport activities was conducted according to the explanatory variables created in the present research. The result showed that correlation ratios differed with frequencies of sport activities. 2. The examination on the contribution strenght of individual elements was conducted by partial correlations. The results showed that main elements affecting sport activities were occupation, feeling to be underexercised, a exercising companions, and educational background.
本研究は、スポーツ活動に影響を及ぼす要因について、スポーツ実施群と非実施群の比較を数量化理論第2類による判別分析を採用して研究を進めてきた。結果を要約すると以下のようになる。 1.各要因のスポーツ実施・非実施に対する影響の度合いをレンジの大きさからみた規定力順位は、職業が1位、次いで運動不足感が2位、運動仲間がいるが3位、そして学歴(4位)、運動活動観(5位)であった。職業はその人の所得や生活行動を規定し、従ってスポーツ活動についても大きな影響を及ぼす要因と考えられる。本稿でも職業は規定力順位では1位であり、スポーツ実施・非実施に最も影響を与えることが認められた、さらに、運動仲間がいると、個人の運動不足感、学歴及び運動活動感等がスポーツ実施に影響を与えていることが確認された。 2.カテゴリーの寄与と方向からスポーツ実施・非実施に対する影響を分析した結果。 スポーツ実施…職業「無職」・「主婦」、運動不足感「感じていない」、運動仲間「まあまあ大切」、活動の趣旨「競技中心」、公共施設使用料が安い「あまり大切でない」などがスポーツ実施に影響を与えている。このことは、スポーツ活動に対して余暇時間が強く影響を与えていることを示しており、また公共施設の低料金化がスポーツ活動の促進にあまり影響を与えていないことについては、これからの公共スポーツ施設の在り方や有効活用を考えるうえで検討される課題である。 スポーツ非実施…運動活動感「誘われた時だけ」、学歴「大学院卒」、施設充実度「全く思わない」、職業「公務員」・「農・漁業」、運動不足感「いつも感じている」などがスポーツ非実施の方向に影響を与えていることが確認された。なお、施設に関する要因がスポーツ実施にたいして比較的低い規定力を示したことは今後さらに検討を要する課題である。 今後の課題としては、地域スポーツ経営の研究を進めるにあたって、地域スポーツの振興に必要な条件とされるスポーツ施設やスポーツ活動者の欲求に応える運動プログラムに関する研究が必要とされると考える、さらに、近年の社会動向として個人の価値観の変容それに伴うライフスタイルの変化が進み、このことはスポーツの分野においても例外でなく、これからのスポーツ振興を発展させて行くためにはスポーツの価値観や個人のライフスタイルの研究の必要性を強く感じ、これらの研究を進めることで今後の地域におけるスポーツ経営に貢献して行きたい。
Type Local :紀要論文
ISSN :0386-5738
Publisher :琉球大学教育学部
URI :http://hdl.handle.net/20.500.12000/1356
Citation :琉球大学教育学部紀要 第一部・第二部 no.43 p.399 -409
Appears in Collections:No.43 (1993/11)

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