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Title :伊良部・下地島キドマリ村跡調査成果報告
Authors :山本, 正昭
平良, 勝保
山田, 浩世
Issue Date :Oct-2013
Abstract :本報告は明和津波以前における歴史津波の実態を明らかにするために、文献並びに伝承記録に見られる伊良部・下地島のキドマリ村について調査した成果報告である。キドマリ村は1743 年に編纂された『宮古嶋記事仕次』ではすでに津波によって廃村となっており、その実態を確認するための現地調査を実施した。聞き取り調査ではキドマリの村跡とされる箇所が確かに存在することと、その村跡とされる箇所では石積み等の遺構が現地踏査によって確認された。上記の遺構は戦後の造成事業等により、極めて限られた範囲に残存しているのみであることから、その性格については今後、発掘調査などの検証を通して明らかにしていく必要がある。しかし、今回の踏査によってキドマリ村の実態解明という点においては大きく前進したと言える。また、キドマリ村の一端が明らかになれば、津波によって壊滅した集落がどのような状況で廃村に至ったのか、そして廃村後の土地利用は如何様であったのか、自然災害と集落環境との関係を見ていく上で非常に興味深い遺跡であることを改めて確認することができた。翻ってそれは島嶼社会の変遷を考えていく上でもこのキドマリ村跡は重要な問題を提起し続けていくものと思われる。
Type Local :研究報告書
Publisher :2011年度トヨタ財団研究助成採択プログラム沖縄・奄美島嶼社会における行政防災施策・制度・システムの歴史的変遷に関する包括的研究
URI :http://hdl.handle.net/20.500.12000/28835
Citation :2011年度トヨタ財団研究助成採択プログラム沖縄・奄美島嶼社会における行政防災施策・制度・システムの歴史的変遷に関する包括的研究成果報告書 p.21 -37
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