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No.37 (2017/9)  >

 
Title :シュタイナーとフランクル : 死と不死をめぐって
Title alternative :Tod und Unsterblichkei, Versuch uber einen Vergleich zwischen Philosophie von R. Steiner und V. E. Frank
Authors :寺石, 悦章
Authors alternative :Teraish, Yoshiaki
Issue Date :Sep-2017
Abstract :シュタイナーとフランクルは中心的な活動分野こそ異なるものの、その思想には多くの類似点が見出される。本稿では死と不死をめぐる諸問題に注目して、両者の思想を比較考察する。人間は経験を積むことで成長・進歩するというのが、両者に共通する基本的な態度である。(フランクルの場合、苦悩の経験を積むことを特に重視する。)自らを死に至らしめる行為(自殺など)は、その後の成長・進歩を不可能にする行為であることなどから全面的に否定される。人間は、すべての事柄を正しく理解したり、また判断したりできるわけではない。他者を死に至らしめるというのは、「この人物(生命)が生きるに値するかどうか」といった問題について判断を下すことに他ならず、そのようなことは人間には不可能だと両者は考える。病気であれば治療する、救える可能性があるなら救うために努力することのみが、人間には許されている。さらに両者は、自我または人格(あるいは精神)が死によっても崩壊せず、死後も存続すると考えている。このような意味において、両者は不死の存在を認めているといえる。
Type Local :紀要論文
ISSN :1343-4896
Publisher :琉球大学法文学部
URI :http://hdl.handle.net/20.500.12000/38705
Citation :人間科学 = Human Science no.37 p.305 -334
Appears in Collections:No.37 (2017/9)

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