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Title :農の観光的現象と農的自然
Authors :越智, 正樹
Authors alternative :Ochi, Masaki
Issue Date :2015
Abstract :本論の目的は、「農的自然」という新たな概念の必要性と可能性について、観光的現象を手がかりとして指摘することである。議論は、観光立県を標榜する沖縄県において、都市とも農村とも言いがたい地域が広がる本島中部地方の、あまり注目されていない2事例を紹介しながら展開する。まず中城村のNPOによる民泊事業の事例からは、観光的現象との接続において二次的自然の再-序列化が生じていること、都市圏の鄙における実践をすくい取るためには農村的自然と等値でないものとして「農的自然」概念を設定する必要があること、を指摘する。次に宜野湾市大山の田イモ水田域の事例からは、都市圏の広大な栽培湿地塊の衰滅を遵けるため、「緑地」「公園」としての客体化はもはや不可避だとしても、生産活動とかかわる自然性は緑地等と異なるものとして分節化しておくべきであること、そのために「農的自然」概念が必要であることを指摘する。以上の議論を踏まえて本論は、「農的自然」概念を広義と狭義に分け、農村的自然との関係性も内包した整理を行う。その上で最後に、「農的自然」の公益性と可能性について論及する。
Type Local :雑誌掲載論文
ISSN :1348-155X
Publisher :西日本社会学会
URI :http://hdl.handle.net/20.500.12000/43005
Citation :西日本社会学会年報 no.13 p.19 -32
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