University of the Ryukyus Repository >
Faculty of Education >
Bulletin >
Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus >
No.73 (2008/8) >
|
Title | : | 小学生における親子関係と学習への動機づけの相関分析 |
Title alternative | : | Correlation between relationship to parents and academic motivation for elementary school students. |
Authors | : | 竹村, 明子 小林, 稔 |
Authors alternative | : | Takemura, Akiko Kobayashi, Minoru |
Issue Date | : | Aug-2008 |
Abstract | : | 本研究は,親子関係と児童の学習動機の関係について明らかにするために自己決定理論(Deci & Ryan, 1985)を基に,学習動機を4水準の自己決定性-内発調整(楽しいから勉強をする),同一化調整(大切なことだから勉強をする),取入調整(恥ずかしい思いをしないために勉強をする),外的調整(親や先生に言われるから勉強をする)-に分け,親子ペアを対象に児童の4水準の自己決定性と親との信頼関係および親の家庭での関わりについて調べた。先ず,小学3~6年生173名のデータを用いて,子が認知する親との信頼関係と4水準の自己決定性の間の相関分析を行った。その結果,親との信頼関係が良好と認知するほど児童の内発調整および同一化調整が高いことが明らかとなった。次に,親子ペア141組のデータを用いて,親の家庭での関わりと児童の4水準の自己決定性の間の相関分析を行った。その結果,①親が子への経済的支援を惜しまず,将来について会話するほど児童の自己決定性は高くなること,②親が子と伴に文化的活動に関わるほど児童の内発調整は高くなること,③親が子の生活習慣の形成に関わるほど児童の同一化調整は高くなること,などが見出された。 |
Type Local | : | 紀要論文 |
ISSN | : | 1345-3319 |
Publisher | : | 琉球大学教育学部 |
URI | : | http://hdl.handle.net/20.500.12000/7333 |
Citation | : | 琉球大学教育学部紀要 no.73 p.215 -224 |
Appears in Collections | : | No.73 (2008/8)
|
Files in This Item:
File |
Description |
Size | Format |
No73p215.pdf | | 1464Kb | Adobe PDF | View/Open |
|
|
|