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Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus >
No.35 (1989/12) >

 
Title :沖縄県における技術・家庭科教育に関する父母・教員及び大学生の意識(その2)-技術科の場合-
Title alternative :Consciousness on Technical and Homemaking Education by the Investigation on Parent, Teachers and College Students' Opinion in Okinawa Prefecture. (Part 2) -The Case on Technical Education-
Authors :比嘉, 善一
鈴木, 雅夫
宜保, 美恵子
平田, 哲也
幸地, ヒロ子
Authors alternative :Higa, Zenichi
Suzuki, Masao
Gibo, Mieko
Hirata, Tetuya
Kouchi, Hiroko
Issue Date :Dec-1989
Abstract :In order to view parent, teachers, and College students' opinion on Technical Education, the authors conducted an investigation by means of questionnaire on them. The summary of the respondence is as follows. 1) As to the educational objectives of Technical education, the importance of "Mastery of the basic knowledge and skills" is emphasized in paticular. 2) As to the educational contents, the need of "Electricity" and "Introductory Information" course is emphasized in paticular.
沖縄県における技術科教育の今後の方向性を把握し,指導計画作成の資料を得る目的で,技術・家庭科の教員,父母及び大学生を対象にアンケート調査を実施した。その結果を要約すると次の通りである。 1)技術科を学習することによって役立つことについては,全体的に「技術に関する教養が身につく」,「頭,心,手の全面的発達」をあげている。特に教員男性は高率である。これに対し教員女性及び学生の女性は「家庭機器などの保守や修理」の実用的な面をかなり重視している。 2)技術科へのイメージについては,役に立つ必要な教科であり,楽しいが範囲が広いとのイメージをもっている。 3)技術科の履修方法については,全体的には「改めたほうがよい」と「現状のままでよい」が相半ばしている。父母と教員男性は現状肯定が多いが,教員女性と学生の女性は改善を望んでいる。 4)技術科の設置のあり方については,各項目とも4割以下の支持率であり,明確な傾向は得られなかった。 5)技術科の学習形態については,内容によっては「一部共学,一部別学」が圧倒的である。 6)技術科教育の目標については,約7割が「生活に必要な基礎的知識・技能」の習得をとくに重視している。また内容については「電気」,「情報」領域がとくに重視されている。 7)技術科の6領域についての内容別重点のおきかたは次の通りであった。 (1)木材加工領域:「木材を使った物の製作ができること」が90%以上で高い。 (2)金属加工領域:属性により若干異なった傾向がみられるが「金属の特徴と加工法を知ること」と「金属の利用と生活について考えること」が重視されている。 (3)機械領域:「機械の仕組みを知ること」,「エンジンの仕組みを知ること」に対する関心は高いが「簡単な機構模型を作ること」への関心は低い。 (4)電気領域:「電気の安全な取扱いができること」と「電気機器(蛍光灯やアイロン)の保守・点検すること」は重視するが「電気器具(蛍光灯など)の製作をすること」と「増幅回路を用いた装置(インターホンやラジオ)を製作すること」などの製作的内容については関心が低い。 (5)栽培領域:いずれの内容もほぼ同様に重視されている。 (6)情報領域:「コンピュータを操作すること」と「市販のソフトを使えること」への関心が高い。 このように技術科の内容についての重点のおきかたをみると全体的な傾向として,知識理解に関する内容への関心が高い。また製作的内容よりも保守・点検・整備・操作などに関する内容への関心が高くなっている。 以上の結果から本県の技術科教育に対する社会的要請の特徴として,次の事項が挙げられる。 1 技術科教育の学習では「生活に必要な基礎的知識・技能の習得」に重点をおいてほしいとの要請が高い。 2 技術科教育の内容では「電気領域」,「情報領域」の内容に重点をおいてほしいとの要請が高い。また製作的な内容よりも保守・点検・操作的な内容への要請が高い。
Type Local :紀要論文
ISSN :0386-5738
Publisher :琉球大学教育学部
URI :http://hdl.handle.net/20.500.12000/925
Citation :琉球大学教育学部紀要 第一部・第二部 no.35 p.153 -174
Appears in Collections:No.35 (1989/12)

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